UR22を導入しました

一応、これからはまじめにDTMに取り組むつもりでしたので、そのベースになる機材にはちゃんとしたものをと思っていました。従って、最低限、オーディオインターフェースについては、しっかりしたものを導入したかった。モニタースピーカーまでには手は回らないけど、今もっている、SUREのモニターヘッドフォンを繋げてしっかり聴けるものを探していました。そんな折、タイムリーな記事がありました。

DTM初心者のためのオーディオインターフェイス選び 2013

ここで紹介されているものは、値段的にはそう変わりません。後はスペックやレビューなどを見ながら決めたのですが、かなり迷いましたね。決め手がないんですよね。スペックの違いから言えば、タスカムのUS-366が飛びぬけています。でも、私にはあまりに必要ない機能がてんこ盛りです。これだけの機能を詰め込んで、値段が他と同じと言うことは何か目に見えないところで歪がありそうです。

FOCUSRITのScarlett 2i2も気になりました。かなり、有名なブランドのようです。評判も良いようですが、海外のメーカーで、ハードよりのメーカーと言うのが気になりました。この手のハードはドライバーも必要ですので、バージョンアップとかあった場合の対応がどうなのか心配です。一応日本の代理店を通じて売っているので問題ないとは思いますが、不安はあります。

Roland / DUO-CAPTURE EXは定番中の定番です。これにしておけば、まあ間違いないでしょうけど、スペックはちょっと抑え気味です。それでも、私には十分ですけどね。

結局、悩んで、Steinberg / UR22にしました。Steinbergとありますが、この会社はYAMAHAの子会社(記憶に間違いなければ)なので、実質的にはYAMAHAの製品です。保証書にもばっちりYAMAHAと書いてあります。でも、DTMのブランドとしてはSteinbergの方が有名なのか、その名前で売っているみたいですね。スペック的にも申し分なく、評判もよさげです。

UR22
UR22

Steinbergということは、付属のDAWは当然Cubaseです。でも、正直言っていりません。多分使わないでしょう。ライセンス認証でまたトラブルのは嫌です。CP-5付属のCubase AI5のインストールで嵌ったのがトラウマになっている。

この製品は、2in2outのオーディオインターフェースです。入門用としては一般的なスペックで、最低限ですね。24bit/192kHzに対応しているので、かなり高スペックと言えますが、実質、ここまでの性能いらないでしょうね。普通使われるのは、24bit/96kHzくらいだと思います。まあ、当分レコーディングもしないので、どうでもいいところではありますが。

他の機種にない特徴として、MIDI端子が装備されているところでしょうか。でも、昔の製品を繋ぐならいざ知らず、最近はUSBが搭載されているので使うことも少ないでしょうね。実際、家にあるMIDIキーボードもピアノもUSB端子付です。中古で、音源とか手に入れたりしたら使い道とかあるかもしれません。

この製品、始めて持ったとき、かなりずしりときました。見た目に反して、かなり重いようです。フレームがスチール製のようです。音楽関係の機材は頑丈な方が安心感はありますので、良いのではないかと思います。踏んでも大丈夫そうなほど頑丈に見えます。でも、実際、踏むのは止めといたほうが良いと思います。壊れても、保障できません。

早速、ドライバーをインストールして繋げてみましたが、あっさり認識しました。特に難しいところはないですが、マニュアルが不親切すぎます。パソコンの作法を知っている人には想像で何とかなりますが、そうでないなら、ドライバーインストールできるのだろうかと思います。

音楽関係のハードもそうですが、ソフトも不親切すぎると思います。マニュアルに大したこと書いてなかったりするんですよね。これで、どうしろというのだと言う感じです。付属のDAWに至ってはマニュアルは皆無です。初心者はこれで始めるべしと言っていますが、初心者こそ、マニュアル必要でしょう。何の説明もなしにDAWが使いこなせたら、それは初心者ではありません。この辺がちぐはぐしすぎなんですよね。ターゲットは初心者だけど、マニュアル皆無で敷居は高い。コストを下げるためとかあるんでしょうけど、普及させるためには敷居下げないとね。

後は、VOCALOIDとSSW10をインストールして、始めたいけど、もうちょっと時間のある休日にしたいと思います。

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