セミウェイト鍵盤とは

キーボードのタッチ感を決める種類ですが、通常3種類あります。ライトウェイト、セミウェイト、フルウェイト(ハンマーアクション、ピアノタッチとも言われる)があります。フルウェイトはこの言い方より、ハンマーアクションとかピアノタッチと言われることが多いですが、基本的には、アコピのタッチに近づけようとして作られているものです。構造も複雑だし、外から見てわからないので、今回は割愛します。

ライトウェイトは錘が付いていない鍵盤で、セミウェイトは錘が付いている鍵盤ですね。そのほかの構造は、多分一緒のはずです。単純にバネで戻ろうとする鍵盤ですね。その錘ですが、こんな感じでついています。鍵盤を裏から見た写真です。

Komplete Kontrol S61 mk2

赤い部分に金属の板がついているのが見えると思います。これが、錘です。錘が付いていると何がいいかというと、慣性が効きやすいということだと思います。どういうことかというと、指が鍵盤に当たった瞬間の勢いで鍵盤が押し下がるということですね。バネがついているので、そこまで打鍵の勢いだけで下がる雰囲気はないですが、ライトウェイトよりはその傾向が強いということですね。鍵盤を弾くとき、打鍵の強さを意識するのはそういうことですね。

ピアノタッチになると、もっと顕著ですね。ほとんど、打鍵の勢いだけで、その後は、ほとんど力を入れませんからね。まあ、その中間くらいということになると思います。で、鍵盤が重い方がいいかというとそうでもないと言われています。

ピアノ系の音色はピアノ鍵盤がいいと言われていますし、自分もそう思います。僕にはわからないのですが、オルガンとかクラビは軽い鍵盤の方がいいと言われています。なので、何がなんでもピアノ鍵盤がいいわけでもないわけです。で、中間というか、セミウェイトがあるのだと思います。ただ、同じセミウェイトでも、物によってだいぶタッチ感が違うので、実際に弾き比べて、どれにするかは決めた方がいいでしょうね。

KKSに関しては、事前に試せずに買ったので、若干想定と違うタッチ感ではありました。セミウェイトかどうかより、バネの強さの方を気にしてまして、KKSはバネが強めに感じました。Rolandも同じくらいの強さのイメージがあります。Korgはもうちょっと弱めに感じるんですよね。なので、こちらの方が好みです。YAMAHAのセミウェイト鍵盤は触ったことないのでわかりません。一度触ってみたい。

そんなこと知ってるわかもしれませんが、一応書きました。

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