「40歳からのピアノ入門」を再読しました。

40歳からのピアノ入門-3ヶ月でマスターした「コード奏法」講座 (講談社+α新書)
40歳からのピアノ入門-3ヶ月でマスターした「コード奏法」講座 (講談社+α新書)

私がピアノを始めた当初に読んでいた本です。一年経ってみて再読してみました。私は、もともとクラッシックとかも良くわからないし、弾くつもりも全くありませんでした。ですので、この本で紹介されているコード奏法に非常に憧れていましたし、希望を見出していました。今でも、やってみたいという思いはありますが、興味の方向性が変わってきたので、レッスンではクラッシックをメインにやっていき、コード奏法は独学で練習しようかなと思っています。ピアノを弾く技術自体はクラッシックもポピュラーもJAZZも同じではないかと思っています。素人考えですが、コード奏法は、考え方の問題ではないかと思っています。もちろん、理論だけではなく実践も必要だと思いますが、指が動かないと弾けないのはどんな音楽だろうが同じことです。

コード奏法は、楽譜(二段譜)に頼らず、自分でアレンジして弾くわけですので、コードに関する知識が不可欠です。これは、完全に理論です。そして、実際の曲に応用するにはいろいろなパターンを知っておく必要があります。これが実践が必要な理由でしょうか。

じゃあ、クラッシックはどうかというと、基本的には楽譜どおりに弾くのがセオリーです。勝手にアレンジしてはいけません。だから、コードの知識が要らないかというと、そうではありません。クラッシックの世界でも和声はあります。明示的にコードネームでは書かれていませんが、楽譜を見た時にどの和音かは理解しておく必要があります。結局のところ、勉強しなくてはいけません。

ということで、レッスンで教えられるのを待っていては進みも遅いですし、自分でどんどんやっていく必要があります。二段譜であっても、コードの知識があれば、見た瞬間に音を捉えられるので便利です。いちいち、一音づつ読んでいたら時間がかかってしまいます。

一曲だけマスターしたいという場合は基礎をすっ飛ばして、その曲だけ練習するというのも手ですが、大体は次々と弾きたい曲が出てくるものです。その曲を全て一から練習していると非常に効率が悪いです。基礎的な力をつける練習をしていったほうが、結果的には早く弾けるようになると思います。急がば回れですね。

ということなので、レッスンでは基礎的な力をつけることをメインにやっていきたいですね。先生も基本的にはそういうスタンスのようですし。コード奏法はどちらかと言うと、応用的な弾き方だと思うので、後からでも間に合うかなと思っています。ただ、自宅ではちょこっとづつやっていこうとは思っています。基礎ばっかりじゃ飽きちゃいますからね。

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