シンセのペコペコキーボードの弾きにくさといったら・・・・

わたし、DTM用ににMIDIキーボードを一台所有しています。この鍵盤が所謂、シンセ鍵盤なのでフカフカなんですよね。重い鍵盤は弾きにくいという声も聞きますけど、軽くて、反発力がバネの鍵盤はもっと弾きにくいです。

加えて、鍵盤の奥の方を押さえないといけない時はもっと悲惨です。力が凄く必要なんです。ピアノ鍵盤は重いという話ですが、奥に関しては、シンセ鍵盤の方が遥かに重いです。重いというか梃子の原理で大きな力が必要になっているのです。

ステージピアノを持っていますが、鍵盤は非常に弾きやすいです。でも、重量が物凄いのです。25Kgあります。結局、キーボードの重さの大半は鍵盤で、音源部は殆ど重さがないんでしょうね。最近、軽量のシンセが流行っているみたいですけど、軽いと言うことは鍵盤が駄目なんだろうなと思います。

電子ピアノにしてもキーボードにしても、値段と重さの殆どは鍵盤にあるのではないかと思います。結局、ちゃんとした鍵盤にしようとすると、重くなり、大きくなり、値段も高くなるということですね。ピアノ鍵盤は鍵盤自体の重さを利用したアクションなので、必然的に重くなります。これを軽くするのは技術的に不可能ではないかと思います。

ついでに、梃子の原理から、鍵盤の支点の位置をなるべく奥にしないと、鍵盤の奥の方が押しにくくなります。これは、鍵盤自体の大型化を意味します。88鍵の時点で既に大きいのですけど、奥行きが大きくなるのはそういう意味だと思います。そういう意味では、重さの制限も大きさの制限も緩い電子ピアノの方が、良い鍵盤を採用できそうです。次買うなら、電子ピアノの方が良いかもしれませんね。

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