私が、ピアノを始めたころ、本屋で見つけた、ピアノ関連の雑誌は2つ。
ひとつは、月刊ピアノ、もう一つは、ピアノスタイルです。月刊ピアノは今でもありますが、ピアノスタイルの方は休刊してしまいました。私の手元にある雑誌をみると12月号が最終のようです。この雑誌、毎回楽譜とその模範演奏のCDがついてくるのがなかなかよくて、定期購読もしていたのに、突然休刊。非常にショックでした。
この雑誌のコンセプトは非常に良かったと思うのですが、需要は少なかったということなんでしょうかね。もともと、隔月間でしたので、休刊の恐れはあったということでしょうか。この雑誌を発売していたのはリットーミュージック。私は、昔、キーボードマガジンを読んでいましたので、なじみのある会社ですね。キーボードマガジンもまだあるのですが、こちらは季刊です。非常にやばそうな雰囲気が漂っています。昔は、月刊だったような気がするのですが、記憶違いでしょうか。
キーボードマガジンにしろ、ピアノスタイルにしろ、需要が減ってきているのは間違いないのだろうなと思います。それ自体は非常に残念なことです。ピアノの人気も私が思っているほどではないのだろうなと思います。雑誌がなくなったのは残念ですが、過去に掲載された楽譜はDL販売されているみたいです(ここ)。
ほかにも、ベスト版のような本も出ています。
PIANOSTYLE ベストセレクション 読者が選んだ これだけは弾きたい永遠の名曲20 (ピアノスタイルベストセレクション)
読者が選んだ これだけは弾きたい癒しの名曲20 (ピアノスタイルベストセレクション)
読者が選んだ これだけは弾きたい幸せの名曲20 (ピアノスタイルベストセレクション)
模範演奏も、Youtubeで聴けます。ただ、問題は私のレベルには難しすぎるというとでしょうかね。ある程度弾ける人には良い曲集だと思います。私がいつか弾いてみたいと思っている、「スペイン」も収録されていますし、ジブリ作品も何曲か掲載されています。有名な曲が多いので弾きたい曲の一つや二つすぐに見つかると思います。
今までにも、休刊というのは何度もありました。思い入れのある雑誌ほど、休刊する確率が高かった。その度に、悲しい思いをしてきました。私が好きな雑誌はマニアックなんだろうかとも思います。別れがあれば、新しい出会いもあると思うので、また、入れ込める本や雑誌に出会えたらなあと思います。