「絶対!うまくなる ピアノ 100のコツ」を再読

絶対!うまくなる ピアノ 100のコツ
絶対!うまくなる ピアノ 100のコツ

この本も、ピアノを始めたころに読んだ本でした。この本を読んでいた頃は、独学をやめて習いに行こうか悩んでいた時期でした。習うとは言ってもどこで習う?となっていました。実は、10年ほど前にも、ピアノの教室に体験入学とかしたりしていました。その時は、都心のいくつかのピアノ教室を巡ったのですが、結局始められませんでしたね。というのも、まず、場所が遠いというのがあります。当時住んでいた場所から都心は今ほど遠くはないのですが、でも精神的にはきつかったですね。

レッスンを受けてみて、合わないなあという思いもありました。いまいちぴんとこなかったんですね。多分、今ほど弾きたいという気持ちが強くなかったからかもしれません。そういうこともあって、無理なく通えることが絶対条件でした。この本にも教室選びのコツとして、通いやすいことが挙げられていたので、まず近所から探しました。出来ることなら、歩きまたは自転車で通えるくらいのところが良いなと思っていました。ところが、自宅の周りのピアノ教室は個人のところが多く、ほとんどは男性お断りでした。

これでは駄目だなと思って、隣り駅まで範囲を広げて探してみると、通えるところがありましたのでそこに決めました。通うのが億劫でやめてしまったらもったいないと思いましたので、思いっきり近場にしたわけです。前回のピアノ教室めぐりでわかっていたこととして、都心だから良い教室というわけでもないので、近場でも先生が良ければ全然問題なしです。

もうひとつ、条件があって、個人レッスンに拘っていました。グループレッスンにもいいところはあると思いますが、基礎を固めるまでは個人レッスンの方が良いかなと思っていました。グループだと先生が一度に何人もの生徒の相手をするので、どうしてもレッスンの密度が下がるかなと思います。他の生徒さんと交流があるのはよさそうなところですので、そういうのもありかなと思いますが、まずは個人レッスンに絞って探しました。

三番目として、出来ればアコピが弾けるところが良いなあと思っていました。電子ピアノなら自宅で弾けるので、レッスンでは是非アコピが弾きたかった。今通っているところは、グランドピアノを使っているので、私の期待以上でした。始めるまでは、出来ればアコピと思っていましたが、今では絶対グランドピアノの方が良いと思います。自宅にグランドピアノを置ける人は早々いないと思いますので、レッスンくらいグランドピアノを弾けるところを探してみるのが良いのではと思います。

さて、この本を読み返してみて、最近気になっている脱力するコツが書いてありました。多分この本を最初に読んだ時は、脱力って何?状態だったと思うのですが、今は凄く重要なことだと認識しています。先生にも度々注意されるのですが、無意識のうちに力が入っているのでどうしたらよいのか正直わかりません。この本によると、肩と手首の力を抜くようにと書かれていました。確かに、弾いているとき私の肩上がっています。だから先生に注意されていたんですね。少なくとも肩については意識することが出来るようになったと思います。でも、手首の力はどう抜いたらよいかわかりません。力を抜くと言うか、手首を柔軟にしろということのようですが、指に力を入れると必然的に手首が硬くなるんですよね。

ピアノ弾くのってこんなに難しいんですね、というのをひしひしと感じ、挫折してしまいそうです。弾けば誰でも音を出せる楽器なだけに、そこから先が果てしなく遠い。入り口は低いのかもしれないけど、奥行きは物凄く深いという感じです。

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