「ピアノの常識」を読みました

しばらく前に読んだ本ですが、非常にお気楽に読める本なので、暇つぶしにいいのではないかと思います。

この本はたまたま本屋で見つけた本ですが、面白そうだったので買って帰りました。題名からわかるとおり、ピアノに関する疑問(弾いたり、習ったりすることに対する疑問)に応える形となっています。

最初の項目は「才能がなくてもピアノは弾ける!」です。

多分、これが最初に来るというのは、才能があるかどうか悩む人が多いのだろうと思います。私は、才能よりも、ピアノを楽しむ心、音楽を楽しむ心の方が大切だと思っているので、それがあるならやった方が良いと思っています。この本にもそのようなことが書いてあります。下手でも楽しければ良いじゃないかと思います。

「ピアノは習った方がうまくなる」

この本の結論は当然習った方が良いとなっています。私も同意見です。抵抗があるのは分かります。私もそうでしたから。最初(基礎)だけ習って、あとは独学というのでも大分違うと思います。市販の教材では、本当にさわりの部分しか取り扱っていないことが多いです。ピアノはある意味スポーツみたいなものなので、本だけではわからない部分が多いです。言語化できない情報が一杯あるということですね。この本の主張では、一度ついた悪い癖は直すのが大変だということです。よく聞く意見ですね。実際、どんな癖が悪いのかは良くわかりません。ただ、先生の前で弾くと、悪いところは速攻で指摘されます。その場ですぐ直すというのが大切なんだと思います。

「エリーゼのために」はどれくらいで弾ける?

原曲なら、1年から3年。簡単アレンジなら3ヶ月程度。という結論みたいです。私も弾いてみたいです。出だしは簡単に弾けるというのも頷ける。難しそうなのは、途中で出てくる、早いところですね。自分の今のレベルではあれは無理ですね。もう少し、自分の基礎力が上がってから挑戦したいですね。

楽にf(大きな音)を出すコツは?

脱力がキーワードみたいですね。わたしも、レッスンで何度か練習させられました。もちろん、上手く弾けません。力の入れ方がよくないとか、大きな音(でかい音ではなく、響く音を)を具体的にイメージして(花火の音とか)弾いてくださいといわれます。頭で理解しても、弾けないのが現実ですけどね。もう一つ、電子ピアノでは、フォルテは難しいというのを感じます。力が入りすぎる感じがしますね。なので、この練習のために、練習室を借りたいなあと思っているところです。

などなど、いろいろな疑問に答える形の本になっています。気軽に読めるので是非。

 

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