夜8時から1時間のコンサートで、今回から始まったシリーズだそうです。
これなら、仕事帰りに聴きにいけますから非常にありがたい。ただ、場所が文京シビックホールなので、仕事帰りとは言いがたい。その場所まで出向かないといけない感じです。
第一回目の今回は、仲道郁代さんのコンサートで、オールショパンプログラムでした。8曲を一時間で弾くので解説とかないのかなと思ったのですが、毎曲しっかりお話をしてくださいました。非常に助かりました。クラッシックについては非常に無知なので、毎回勉強になります。
予定では
幻想即興曲
ワルツ第7番
マズルカ第13番
ノクターン第2番
バラード第3番
革命
別れの曲
英雄ポロネーズ
の順のはずだったのですが、幻想即興曲のあとにマズルカになったので、あれーと思っていたら、本気で忘れていらっしゃったようです。英雄ポロネーズのあと、舞台から一度引いて、すぐに戻ってこられて、ワルツを弾いてくださいました。
さて、今回のプログラムでは知っている曲が多かったですね。マズルカとかバラードとかは相変わらずわかりません。でも、言葉の意味はわかりました。そういうことだったんですね。そういう形式でいろいろな曲を書かれているわけなんですね。ポロネーズもそういう意味(形式)で、実際には英雄はポロネーズ第6番ということなんですね。なんでクラッシックってこうも曲名がわかりにくいんだろう。英雄とか付いていればわかりやすいですけど、正式には製品の型番みたいな名前でさっぱりイメージがわかないですね。
さて、英雄ポロネーズ、非常に難曲だと聴いています。自分にはまず無理だろうと思っているので、一生かかっても無理かもしれないと思っています。でも、やっぱり良い曲だなと思います。私が目標にしている曲は、この中では、幻想即興曲や別れの曲、ノクターン2番あたりですね。これでも、相当自分的には無理筋なんですけど、なんとかこれくらいは弾けるようになりたいです。10年後とかになるかもしれないけど、希望を捨てずに頑張りたいですね。
革命や英雄ポロネーズはテクニック的にも辛そうですが、それ以上に体力的に辛そうですね。かなり激しい曲ですね。聴く分にはいいですけど、自分が弾くかというと無理かなと思います。
今回のホールは場所が悪かったのか、音的にシビアでしたね。低音部が団子状態で聞き取りにくかったです。生音ってやっぱり、バランスがシビアだなと思います。ホールの状態とかに結構左右されるんだなと思いました。リチャード・クレイダーマンはスピーカーを使うので、そういう意味でのシビアさは感じないですね。生音も今回はたまたまよくなかっただけで、いつもはそんなに不安にさせられないです。今回は、ちょっと、聴くのに神経を使ってしまいましたね。
次は、5月8日にVol.2が開催されます。もちろん行く予定です。三船さんという方のコンサートでラフマニノフのプログラムになるようです。この作曲家の曲はあまり知らないので予習していったほうがよさそうですね。