ピアノ用の椅子を買いました

今まで使っていた椅子はこんなものです。

ドラム用の椅子

これは、何用の椅子かと言うとドラム用の椅子です。随分昔に、キーボード(シンセ)を買った時に一緒に買ったものです。お店の人に、「キーボード用の椅子が欲しいんだけど」と聞いてみたら、「そいうのはないですね」とあっさり言われてしまって、じゃ、皆何に座ってるんだと聞いたら、これが出て来ました。しかたなく当時はこれを買いました。実際、テレビとか見ているとあながち嘘ではなかったのですが、キーボードを弾くには不適切だったかなと思いました。

ピアノを弾く場合、鍵盤の幅が広いので、弾く鍵盤の場所によっては重心移動しないといけないんですよね。お尻の位置は動かさないんだけど、体を若干傾けつつ弾く必要がある。やり方は一応、先生に教えてもらったものなので間違いはないはずです。そうなると、この椅子は実に不都合なのです。なぜなら、座る部分の大きさが自分のお尻と同程度かさらに小さいくらいだからです。しかも、浅く腰掛けるのが普通ですので、不安定さが増します。椅子自体は、かなりがっしりしていて、安定感抜群なんですけど、自分の体が不安定になるんですよね。

ということで、しっかりした椅子が欲しかったわけです。前置き長かったですね。椅子を以前から物色していたのですが、良いなあと思うものは結構高いので迷っていました。結局、値段と自分の希望との折り合いで、「KC ピアノスローン PT-370」というものにしました。値段は若干予算オーバーですが、自分の気に入った椅子で練習したいので、思い切って買いました。

KC ピアノスローン PT-370

重さ、14Kg、幅60cm、奥行き40cmほどと書いてあったので、かなりごついのだろうなと思っていたら想像以上にごつかったです。特に座る部分の、クッションの部分は写真と大違いです。良い意味で期待を裏切られました。

見た目もさることながら、座ってみてビックリです。驚きの安定感です。体を傾けてなくても、安定感を感じます。今まで、如何に不安定な状態で弾いていたかということですよね。もう、昔には戻れない、そんな感じです。

高さ調節も非常に楽に出来ます。今までの、ドラム用の椅子はそこが面倒だったんですよね。普通の人は初めからピアノ用の椅子を使っていらっしゃると思うので、当たり前のことかもしれませんが、私にとっては新鮮でした。買ってよかったと思える椅子でした。アマゾンでもレビューがなかったので不安はありましたが、自分の勘を信じてよかったです。
KC ピアノスローン PT-370
KC ピアノスローン PT-370

自分が買ったときより、値段が跳ね上がっている・・・・・。

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